本や電子書籍よりも優れている点は?
他の音声メディアとの違いは?
当然ですが、オーディオブックには良い面と悪い面があります。なので、誤解のないように、ダメな点はハッキリと書きますね。
・読書が大の苦手だが、
・毎日2時間のオーディオブックが習慣な
『しーひろ』が書いています。
今でも活字は苦手なので、このブログでは
「文字少なめ」の「図解増し増し」で
お届けします (๑¯ω¯๑)
【オーディオブックとは?】結論:ながら学習の最適ツール
オーディオブックは聴くことを前提としたサービスです。なので、図やグラフを見なければ理解できないジャンルは不向きであり、コンテンツ化されません。
つまり、聴くだけで理解できるのがオーディオブックです。通勤時の電車や車の中など、移動しながら学習できる貴重なツールですね。
現在、生活改善やビジネス関連の実用書は、Audibleとaudiobook.jpが最大手で、実質この2択となっています。
詳しい違いはこちらで解説していますが、初めての場合はaudiobook.jpがおすすめです。聴き放題でいろいろな本を試し、まずは自分に合っているか確認しましょう。
実際、自分もそうしましたし、そのあたりの話はこちらにまとめています。
でもその前に、オーディオブックのメリットについて理解しましょう。他のインプット方法と比較することで、良い点も悪い点も見えてきますよ!
【比較検討】紙・電子書籍vsオーディオブック
オーディオブックの最大の特徴は、①いつでも、どこでも、②気軽に利用できる点です。
「本を読む時間がない…」とか「活字を追うのは億劫だ…」という人にはピッタリのサービスですね。とか言う私も、インプットはしたいけど、読書は面倒だと感じるタイプなので、オーディオブックを活用しています。
それでは、そのオーディオブックの長所と短所を、特徴ごとに見ていきましょう!
忙しいビジネスマンにとって、読書時間を毎日、確保するのは難しいですよね。たとえ、電子書籍であっても、通勤時の電車は込み合っており集中できません。
通勤時間をなくす事はできませんが、オーディオブックでは移動中にインプットが可能です。いわゆるECRSの原則で言う、C(Combine:まとめる)という発想ですね!
読書では強調されている文字をザッと眺めて、気になった個所の拾い読みができます。また、重要だと感じた箇所にマーカーを引く人も多いですよね。
オーディオブックも印は付けられますが、〇分〇秒のように再生時間に対するマークになります。Audibleではテキストでメモも残せますが、紙の本のように自由記述とはいきません。
そして、インプット目的の利用で気になる記憶の定着率ですが、これは有意差はないという論文があります。詳しくはこちらにありますが、本を黙読した場合と聴いた場合の記憶テストの結果、明確な差はないみたいなので、これは嬉しい結果ですね。
オーディオブックは紙の本と異なり、かさ張らず、音声データもスマホにダウンロードして利用できます。これにより、地下鉄などの電波が悪い環境でもストレスなく利用できますよ。
私は田舎の農道を1時間かけて車通勤していますが、途中で必ずYouTubeがフリーズするポイントがあり、イライラしていました…
また、読書と違ってオーディオブックは『受動型』のインプットなので、心理的な負担がとても低いです。気分が乗らない時でも、「とりあえず流し聴きでいいや~」とゆるく始めることで、いつの間にか聴き入っていますね。
このハードルの低さに加え、例えば”朝の通勤で電車に乗ったら聴き始める”とマイルールを設定する事で、苦も無くインプット習慣が付きますよ。いわゆる、この『If-thenプランニング』にも、適用の幅が広いオーディオブックは相性がいいですね!
If(もし~したら)、then(~する)という方法
例:もし車を運転したら、オーディオブックを聴く
詳しくは、メンタリストDaigo「超習慣術」で紹介されています。YouTubeでの分かり易い要約もありましたので、参考までに。
大手のサービスであるAudibleやaudiobook.jpでは、人気のビジネス書はほぼ、そろっています。しかし、図解やデータが多い本は向いておらず、どうしてもラインナップは少なくなりますね。
また、多くの本は紙とオーディオブックで同程度の価格ですが、中には少し高いものもあります。でも、聴き放題プランであれば、人気の書籍は対象外ですが、コスパ良くインプットする事ができますよ。
毎日のインプット習慣を付けたい人にとって、最適のプランですし、私も利用しています。
【比較検討】他の音声メディアvsオーディオブック
※1 flier:本の要約が読めるサービスだが、読み上げ機能がある(詳細はこちら)
※2 Dラボ: メンタリスト DaiGo による動画サービス(詳細はこちら)
『読む』ではなく『聴く』インプット方法そのものに、魅力を感じる方も多いですよね。ここでは、音声を使った4つの代表的なインプット方法を比べて行きます。
それらと比較して、オーディオブックの長所・短所を理解しつつ、あなたに最も合った方法を選んで下さいね!
情報をインプットする上で一番気になるのは、その内容の正しさですよね。苦労して、覚えた内容が間違えていた…となっては悲しすぎます。
あなたは、興味ある分野の勉強を始めようと思ったら、どのような方法を取りますか?
きっと、ネットで評判の本を探し、駅前や近くのショッピングモールへ足を運ぶ事も多いと思います。オーディオブックはそんな『書籍』がベースになっていますよ!
オーディオブックは他の3つと異なり、完全に音声のみのサービスです。なので、聴きながら画面も見て、理解を高めると言った二刀流はできません。
しかし、実際の利用状況をイメージして下さい。
満員電車の中やオフィスまでの徒歩移動、車での通勤時間など、画面を見ながらのインプットは可能でしょうか?
これら4つの方法を併用している私からすれば、移動中でのながら学習は、音声のみの利用がほとんどです。画面を見ない場合での比較では、オーディオブックは、同等かこれら以上に使いやすいですよ。
どうせインプットするなら、楽しみながら続けたいですよね。 オーディオブックは本が元になので、 YouTube と比べるとエンタメ性は低いです。
しかし、 「もしドラ※1」や「夢をかなえるゾウ※2」のように、会話形式やストーリー仕立てとの相性は良いです。さすが朗読のプロといった感じで、聴き入ってしまいますよ。
また、野村監督の「野村ノート※3」やジャパネットタカタ元社長の「伝えることから始めよう※4」などの自伝は、情熱大陸を見ている感覚で、スルスル聴き続けられますね。
※1 岩﨑夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」ダイヤモンド社
※2 水野敬也著「夢をかなえるゾウ」飛鳥新社
※3 野村克也著「野村ノート」小学館
※4 高田明著「伝えることから始めよう」東洋経済新報社
インプットしたい情報といえば、ビジネスや日常生活で使える知識や考え方ですよね。そのジャンルでは、オーディオブックのラインナップは特に充実しています。
一方で、最近のYouTubeには本の要約チャンネル以外にも、多くの専門チャンネルが揃っています。 タイムリーな生の声は YouTube、 体系化された知識はオーディオブックという使い分けもありですね。
情報収集の方法として、ひと昔前では新聞(月額4,000~5,000円)が一般的でした。しかし、これら4つとも月額1,000~2,000円程度と、安価にインプットが可能です。
特に低コストなオーディオブックの聴き放題プランですが、対象外の本は単品購入になります。それでも、紙の本と比べて、あまり変わらない値段で利用できますよ。
詳しい料金プランはこちらの記事を参照
【悩み別】おすすめインプット方法
インプット方法の特徴は分かった。。。
けれど「自分にとっての最適はどれか?」そう簡単には判断できませんよね。
なので、4つの良くある悩みに対して、おすすめのインプット方法をまとめました。
① コスパ良くインプット量を増やしたい
② 特定ジャンルのインプットがしたい
③ 効率重視でインプットしたい
④ きちんと1冊を読み切りたい
必ずしもオーディオブックが最適とは限りませんよ。
自分にあったベストな方法を選んで下さいね!
活字を読むのが苦手
※おすすめチャンネル5選はこちら
定額サービスを使うと、大量の情報を安価にインプットできます。オーディオブックの聴き放題プランで月額750円、YouTubeやDラボのプレミアムプランでも1,000円ちょっとで利用できます。
おすすめの使い方は、通勤などの移動時間に、ガンガン流し聴きする方法です。「これは使える!」と感じたポイントは、しおり機能※でマーキングすることで、簡単に振り返れます。
※YouTubeでは「いいね」で代用。
まとまった空き時間に、メモ帳アプリへの簡単なアウトプットをすれば、脳の整理もできて効率的にインプットができますよ。
今は動画コンテンツが急増しており、図解やアニメーションで分かり易いチャンネルが多くあります。なので、読書に抵抗がある人は、まずはYouTubeで概要をインプットすると取り掛かりやすいです。
その後の参考書籍が、オーディオブック化されていればラッキーですが、ない場合でも
基礎知識によって読書ハードルが劇的に変わりますよ!
多忙で読書時間が取れない
flierでは、著者の承認を得た正確な要約が聴けます。同じ要約でも、その信頼性はYouTubeの比ではありません。
また、活字で読むこともできるため、ほんの数分のコマ切れ時間も活用できます。
メモ機能や気になる本のキープもできますので、うまく使えば、かなりの量のインプットが可能ですよ。
flierの詳しい使い方はこちらを参照。
要約された知識だけでなく、具体例を含めた周辺情報も知りたい場合がありますよね。その場合は、多くの時間が必要なので、ハズレ本は避けたいものです。
おすすめの方法は、flierやYouTubeの要約を元にしたスクリーニングです。「これだ!」と感じた本には、今のあなたにとって必要な情報が書かれています。
事前に目的をハッキリさせることで、カクテルパーティー効果が働き、インプット効率は格段にUPしますよ。
騒がしい会場でも、自分の名前の入った会話は耳に入りますよね。
このように、事前に気になるキーワードを意識しておくと、雑多な会話の中でも、該当する言葉を拾いやすくなる効果のことを『カクテルパーティー効果』と言います。
まとめ
オーディオブックとは、
本の読み上げサービスで
文字はなく、画面を見ないため
ながら学習に最適なツールです。
最低限の図やグラフはダウンロードできますが、
あくまでも聴く事を前提としたサービスです。
<長所>
・いつでも、どこでも聴ける
・気軽に利用できる
<短所>
・コンテンツの種類が少ない
オーディオブックと同様に、聴くインプット方法はあります。そこで、本記事では3つの方法と比較しました。
(※詳しくは、YouTube、flier、Dラボを参照)
オーディオブックは書籍ベースのため
エンタメ要素が少ないものの
その内容は体形的で網羅的な情報
であり、インプット学習に最適です。
オーディオブックの長所と短所は、分かりましたか?
利用する場合は、コンテンツの充実さから見て、Audibleとaudiobook.jpの2択の状況です。
Audible:1冊単位の買い切り
audiobook.jp:買い切り&聴き放題プラン
聴き放題プランは、月額750円と気軽に始められるため、初心者にもおすすめです。
この2つのサービスの違いは、別記事で解説しますので、参考にして下さい。
☆おわり☆